2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
♬ セーラー服を脱がさないで 今はだめよ我慢なさって・・・ MI-MI-DO-SHI-MA お勉強してるのよ AH-毎日・・・・・♪ (『セーラー服を脱がさないで』作詞:秋元康 作曲:佐藤準) 昭和62年の9月。大学坂道をハチヤ君と地下食堂へ向かって、下っていた。 ハ…
♬ しょしょ しょうじょうじ しょうじょうじのにわは つ つ つきよだ みなでて こいこいこい おいらのともだちゃ ぽんぽこぽんのぽん・・・・♪ (『しょうじょうじのたぬきばやし』作詞:野口雨情 作曲:中山晋平) 昭和60年ごろ、ある大学講師控室で、国文…
昭和56年ごろ、夕方、中学生以来の友人Yの部屋で話していた。 私「なぁ・・この時期になると、お前の家の庭はいいかおりがするよなぁ・・ おれ好きなんだ、このキンモクセイのにおい・・・」 Y「ああ・・木犀な・・・これってふわぁ~っとしたあま~い匂い…
♬ あぶくたった 煮えたった 煮えたかどうだか食べてみよ ムシャムシャ まだ煮えない・・・♪ (『あぶくたった』童謡・わらべうた) 昭和58年ごろのこと、大学の研究室でハチヤ君とはなしているときに、近くの幼稚園からよくレコード音楽が流れて来た。 私…
♬ うさぎ うさぎ なにみてはねる じゅうごやおつきさま みてはねる・・・♪ (『うさぎ うさぎ』童謡) 昭和60年ごろ、大学の事務室で東洋法制史のハチヤ君が、コピーをしながら鼻歌を歌っていた。 ハ「♪う~さぎ フフフん な~に・・・はねる~~~・・・…
♬ もしも願いが叶うなら 吐息を白いバラに変えて・・・ Dancing,I want you 逢いたくて ときめく恋に駆け出しそうなの・・・・ ダイヤル回して手を止めた I’m just a woman Fall in love・・・・・♪ (『恋におちて』-Fall in Love - 作詞:湯川れい子 作曲…
朝のある大学講師控室でのこと。 前日に雨が降っており、さわやかな空気が漂う中、国文学者のF先生が現われた。 F「お、のりも君、早いね」 私「あ、F先生。おはようございます」 F「おはよう。今日は気持ちのいい朝ですねぇ。 そこの道を歩いていると、萩の…
昭和60年ごろ、Yの部屋での話し。ラジオから、ニュースが流れた。 ♯ 病気療養中の女優 夏目雅子さんが今日、急性白血病が原因で・・・・享年27歳です・・・・なつめさんは・・・ Y「えぇぇぇ! なつめまさこがぁ・・・・うそだろぅ・・・」 私「・・・美…
♬ わたしついてゆくわ(ホント) とうにきめているの(どこへ) 今から旅に出ようと・・・・ さあ 流星に乗って・・・ ペガサス経由で 牡牛座廻り 蟹座と戯れ 今は獅子座のあなたと一緒に・・・・ (『乙女座宮』山口百恵 作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童) …
♬ むらの鎮守の神さまの きょうはめでたい おまつり日 どんどんひゃらら どんひゃらら どんどんひゃらら どんひゃらら 朝から聞こえる笛太鼓・・・♪ (『村祭』文部省唱歌) 大学の研究室で東洋法制史専攻のハチヤ君と話していると近くの幼稚園から、音楽が…
後輩のハチヤ君と、昼食を終えて、学舎にむかう坂道をのぼっていた。 ハ「ああ・・・鰯雲が出てる・・・やっと秋ですねぇ・・・ そうだ、のりもさん、初秋らしい話をしましょうか?」 私「え?どういうの?」 ハ「のりもさんの好きな俳句ですよ。 『涼風の曲…
ある大学の講師控室で、国文学者のF先生と話していた。 F「のりも君、やっと涼しくなったきましたねぇ・・・」 私「そうですね。先生は秋の実りで酒宴ですか?」 F「うん・・・それもいいんだけど・・・ その前に収穫を終えてしまわないとねぇ・・・ 『いと…
♬ あー 果てしない 夢を追い続け あー いつの日か 大空かけめぐる 裏切りの言葉に・・・過ぎゆく日など分からない・・・♪ (『大都会』クリスタルキング 作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり 作曲:山下三智夫) 昭和55年ごろのこと。同期で刑事法専門…
♬ それは9月だった あやしい季節だった 夕やみをドレスに変えて・・・・ You-You-You 誘惑の摩天楼・・・ すみれSeptember Love 踊ろうSeptember Dancing 明日は明日ライラライラ・・・・♪ (『すみれSeptember Love』一風堂 作詞:竜真知子 作曲:土屋昌巳…
昭和62年頃のこと。ある大学の喫茶食堂で、経済学者のY先生と商学の J 先生との話しを近くで聞いていた。 F「いやぁ・・・J さん、えらいことだねぇ・・・ 東京銀座の1坪が1億円越えだってさ。 なんでもはがき一枚分の広さの土地が65万円だって・・・…
昭和62年ごろ、ある大学の研究室で国文学者のF先生と話していた。 F「明日は、講義が始まって以来の初めての祝日ですねぇ・・・」 私「ああ・・・敬老の日ですよね・・・どこかへお出かけですか?」 F「いえぇ・・・夏の収穫も終わったので、 秋野菜の種を…
9月の土曜日、Yの家へ。 私「お~い、居るかぁ・・・」 Y「おう、のりも。いいところに来た。 おやつを作ったんだ。コーヒー淹れてやるから、食べてみろよ」 私「うん・・・なんだよ・・・あぁ・・パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたのか?」 Y「情緒のないや…
昭和60年ごろ、ある大学から駅に向かって、国文学者のF先生と歩いていた。 F「おお・・・ここらあたりの田んぼは、稲がすっかり刈り取られてますねぇ・・・ まさに9月の小田刈月ですねぇ・・・」 私「おだかりづき・・・ですか・・・」 F「そう。秋の田の…
後輩のハチヤ君と大学地下食堂から学舎への、帰りの坂道での話し。 私「お、あそこに彼岸花がさいてるよ・・・本格的に秋だねぇ・・・」 ハ「♪ あぁかぁい 花なぁらまんじゅうしゃぁげ~ オランダ屋敷に雨がふぅる~ ですねぇ (『長崎物語』作詞:梅木三郎 …
昭和60年頃、ある大学の講師控室で国文学者のF先生と話していた。 F「ところでのりも君。今日、漱石『三四郎』が大学に入学して、初めての講義を受けようとした日だって知ってますか?」 私「え・・・???」 F「はは・・突然なんだ?って顔してますね。 …
菊水ばなしの翌日、大学で東洋法制史専攻のハチヤ君に、前日のYとの話しをすると。 ハ「ははは・・・のりもさんのお友達との話しはおもしろいですねぇ・・・」 私「そうなの?」 ハ「たしかに、菊水の中国故事の話しってあるんですよ。 日本では能の演目にも…
♬ Dry Dry 理屈じゃない Star light ポーズで・・・ 冷たいままみつめてる・・・♪ (『Dry・Dry』鈴木雅之 作詞:西尾佐栄子 作曲:鈴木雅之) 昭和63年Yの家にいた。テレビから、ビールCMが流れていた。 Y「お、これマイク・タイソンだろ?」 私「へ…
昭和60年ごろの昼。大学地下食堂への石階段をハチヤ君と下っていた。 雨あがりの階段が少し滑りそうであり、ツタや草花がからまっている。 私「おっと・・・あぶない・・・ころびそう・・・」 ハ「ははは・・・まさに『朝顔につるべとられてもらい水』 っ…
♬ 出た出た月が まるい まるい まんまるい 盆のような月が・・♪ (日本の童謡・唱歌) 暑い1日が終わって、国文学者のF先生と大学から最寄り駅へ向かっていた。 私「あ・・・月が出てますよ・・・♪でたでたつきが~ ってとこですね」 F「ははは・・・のりも…
昭和60年頃、いつものようにYの家へ出かけた。 Y「♪ 初めての街で~ いつものぉ フフンフゥゥゥ~~~・・・ やぁっぱりぃ~ おおれわぁ~ フフフ フンフ フンン~~・・・」( 『初めての街で』作詞:永六輔 作曲:中村八大)」 私「お~い 居るかぁ」 Y「…
ある大学から、最寄駅へと国文学者のF先生と向かっていた。 空地に黄色い草花が咲いている。暑い!!!少し風が吹いた時、 F「お! 『をみなへし秋の野風にうち靡き心ひとつをたれに寄すらむ』(藤原時平) ですねぇ」 私「え・・・???」 F「はは・・・急…
♬ Get up, Get up, Get up, Get up Burnig love やり切れない程 退屈な時があるわ あなたといても・・・ まっさかさまに堕ちてdesire 炎のように燃えてdesire 恋もdance, dance,dance daceほど 夢中になれないなんてね 淋しい・・・・♪ (『DESIRE-情熱-』中…
♬ 君に胸キュン 浮気な夏が 僕の肩に手をかけて・・・ さざ波のラインダンス 時間だけこわれてく・・・ 君に胸キュン・・・♪ (『君に胸キュン』作詞:松本隆 作曲:YMO) 夏休み明けの昼間。東洋法制史専攻のハチヤ君と大学地下食堂へと坂道を下っていた。 …
F先生との話しは続いていた。 F「ところで、のりも君。二百十日って知ってます?」 私「え?立春から二百と十日目で台風が来ることが多いって言う節気ですよね・・・」 F「お・・・知ってますね・・・ ただね、私が今かんがえてたのは、夏目漱石の小説なんで…
♯・・では最後に、駅前通り町内会婦人会に・・・今月の合言葉でまいります・・・・ タンスに〇〇 タンスに〇〇・・・ていしゅげんきで留守が良い・・・・ (テレビCMより) 昭和61年9月、ある大学の講師控室で国文学者のF先生とはなしていた。 F「あ~~…