norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スズカケノキ

♬ 人は誰もただ一人旅に出て 人は誰もふるさとを振り返る ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ・・・ プラタナスの枯葉舞う冬の道で プラタナスの散る音に振り返る・・・♪ (『風』はしだのりひことシューベルツ 作詞:北山修 …

たびだちのうた

♬ 乾いた空を 見上げているのは誰だ お前の目に 焼きついたものは化石の街・・・・ 残されたものは出発(たびだち)の歌 さぁ今 銀河の向こうに 飛んでゆけ・・・・♪ (『出発の歌 ~ 失われた時を求めて ~』上條恒彦・六文銭 作詞:及川恒平 作曲:小室等…

聖徳太子

昭和55年頃、大学地下食堂でハチヤ君と。 ハ「のりもさん。今日は何の日だか知ってます?」 私「え?・・・5月15日だから・・・鯉こくの日とか・・・碁に行こうの日とか・・・」 ハ「そんな語呂合わせじゃなくて、歴史的記念日なんですよ」 私「あぁ、…

しゃくやく

ある大学の講師室での話し。 F「のりも君、この前、 「立てば芍薬といすりゃ牡丹・・・」の話し、したでしょ? 覚えてます?」 私「ええ、あの都都逸の歌詞になってるってやつですよね」 F「そうそう。あの芍薬だけど今日の誕生花なんですよ。知ってましたか…

カクテル

♬これでおよしよ そんなに強くないのに 酔えば酔うほど淋しくなってしまう・・・ 指でつつんだ丸いグラスの底にも 残り少ない 夢がもえている・・・♪ (「ブランデーグラス」歌:石原裕次郎 作詞:山口洋子 作曲:小谷満) 昭和54年の夜、Yの部屋に、ムー…

あおしぐれ

♬ ああ みずいろの雨 わたしの肩を抱いてつつんで降りつづくの ああ くずれてしまえ あとかたもなく流されてゆく愛のかたち・・・・♪ (『みずいろの雨』作詞:三浦徳子 作曲:八神純子) 昭和54年頃、ハチヤ君と雨あがりの大学坂道を下っていた。いつもの…

やぐるま草

昭和60年ごろのこと。ある大学の講師控室で国文学専門のF先生と花の話しをしていた。 F「この季節から、いろいろな花が咲くでしょ。さくらやゆりなんかのメインの花じゃなくて、僕は野に咲く花の方が、味があって好きなんですよ」 私「そうなんですか?」 …

ちゃっきり節

♬ 唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな 夏はたちばな 茶のかおり 「ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ きゃぁろ が 泣くんで 雨ずらよ」・・・・・♪ (『チャキリ節』静岡県民謡 作詞:北原白秋 作曲:町田佳声) 昭和55年頃、Yの部屋で。ラジオか…

アイスクリーム

昭和55年ごろの地下食堂で、仲間たちと食事をしたあとのこと。お菓子販売のための冷蔵庫の前の張り紙を見て。 A「あ、今日からアイスクリーム販売だってさ」 B「お、チョコアイスあるかなぁ?」 C「おれはやっぱり、バニラがいいなぁ。Dはどうする?」 D「…

還暦土俵入り

♬ おまえの 涙も 俺はとめられない・・・ 言葉にならない 胸のあつきたぎり・・・ 愛がすべてさ 今こそ誓うよ 愛をこめて 強く強く・・・♪ (『ff(フォルテシモ)』HOUND DOG 作詞:松尾由紀夫 作曲:箕輪単志) 昭和60年テレビで、真っ赤な綱を締めて、大…

5月7日の『こなもん』の日

昭和60年頃のこと。テレビを見ていると、 売れっ子の漫才師がかけ合いをしている。 「な、大阪人は『こなもん』が好きやねん。 たこやきやろ、お好み焼き、やきそば、うどん・・・」 うん・・・そうだよなぁ・・・と笑いながらその日は終わった。 次の日、…

鑑真和上と若葉

大学地下食堂での中国法制史専攻のハチヤ君との話し。 ハ「のりもさん、 『若葉して御目の雫拭はばや』 って句、知ってます?」 私「え?」 ハ「芭蕉の句ですよ。どこかに、この句を刻んだ石碑が立ってるんですよね。 どこでしょうか?」 私「えぇぇ・・・知…

「こいのぼり」の言いあい

♬ 甍の波と雲の波 重なる波の中空を 橘かおる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり・・・♪ (文部省唱歌) 連休最後の日、Yの部屋でコーヒーを飲みながら、雑談していた。 Y「連休もおわりかぁ・・・明日からまたがんばらないとなぁ・・・」 私「あぁ・・・しかし、今…

恋はみずいろ

♬ 青い空が お日さまにとける 白い波が 青いうみにとける・・・・ 恋は水色 空と海の色・・・・・♪ (『恋はみずいろ』作詞・作曲:A.Popp・P.Cour 訳詞:漣健児) 昭和54年ごろ、Yの部屋で雑談をしていた。ラジオからポール・モーリア・グランド・オーケ…

たんぽぽ

♬ 野に咲く花のように 風に吹かれて 野に咲く花のように 人を爽やかにして・・・・ そんなときこそ野の花の けなげな心を知るのです・・・ (『野に咲く花のように』歌:ダカーポ 作詞:杉山政美 作曲:小林亜星) Yの部屋でコーヒーを飲んではなしていると…

八十八夜

国文学者F先生との話しは続いていた。 F「さて、のりも君。さっき言ってた八十八夜は今晩あたりなんだけど、 そのいわれは知ってる?」 私「ええっと・・・たしか・・・立春から八十八日目に当たるからだってことだと・・・」 F「そうそう、日本独特の雑節、…

つつじ

昭和60年ごろ、ある大学の講師控室で国文学者F先生との話し。 F「のりもくん、明日は八十八夜ですね」 私「♪夏もち~かづく はちじゅうはちや とんとん ですね?」 F「はは、知ってますねぇ。でわ、この時期に咲く『つつじ』はなんでつつじって言うか知っ…