norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

♬ あいそづかしの言葉がぁ ダメなあんたに似合いサと いつもオマエは笑うのさ・・・・ Tonight Tonight Tonight Tonight 今夜こそ オマエを おとしてみせる~~~・・・・♪ (「銃爪」世良公則&ツイスト 作詞・作曲 世良公則) 昭和53年の大晦日、自室の…

第9

♬ フロインデ シェーナー ゲッターフンケン トホター アウス エリージウム・・・ ボー ダイン ザンフター フリューゲル ヴァイルト・・・・♪ (『An die Freude』Beethoven作 第九交響曲より) 昭和52年ころのYの部屋で、この歌がラジオから聞こえた。 私…

清水トンネル

♬ ババンバ バンバンバン アビバノンノン ババンバ バンバンバン・・・・ いい湯だな(ハハハン)いい湯だな(ハハハン) 湯気が天井からポタリと背中に・・・・♪ (「いい湯だな(ビバノン・ロック)」作詞:永六輔 作曲:いずみたく) Yの部屋で話している…

仕事納め

昭和53年、自宅の部屋でラジオを聴きながら、年賀状を書いている。 # きょう公官庁では仕事おさめとなり・・・・・ さまざまな列車や高速道路では・・・・・・♯♯ ニュースが流れていた。 ああ・・・今日は仕事納めかぁ・・・うん? なんでだろぅ?訳もなく…

冬のカサブランカ

昭和53年の年末にYの部屋で。 私「きのうさ、隣の駅前の本屋で雑誌を買って帰るとき、駅のホームで 『まぁぁっっっしろな! ユリ』を抱えて、 電車を待ってるOLさんがいたんだよなぁ・・・ あんまりキレイぃんで びっくりしたよ」 Y「うん?花にか? OLさ…

チャップリン

昭和52年の12月、Yの家で。 私「お~い、居るかぁ・・・」 Y「おぉぉ・・・・のりもぉ・・・」 私「うん?どうした、元気ないな」 Y「・・チャップリンが亡くなったってさ・・・」 私「え?あのチャップリンか?『モダンタイムス』のあの?」 Y「そうさ…

終い天神

25日。明日から冬休みである。 大学での講義後に机の上の荷物をかたづけていたときのハチヤ君との話し。 ハ「のりもさん、今日は京都の天満宮での『終い天神』ですよ」 私「終い天神?・・・あんまり身近な祭礼のかんじはしないがなぁ・・・」 ハ「まぁ、…

クリスマスキャロル

♬ サ~~ィレントゥ ナァィ~~~ ホォォリィ ナァィ~~~ ・・・・Holy infant so tender and mild・・・・ スリーピィン ヘヴンリー ピ~~~ㇲ・・ スリィィピン・・・・♪ (『Silent Night』作詞:ヨゼフモール) Oが歌い終わった。 シ~~~ンとして誰…

クリスマスイブ

東洋法制史専攻のハチヤ君との話し。 ハ「明日はクリスマスイブですね、のりもさん」 私「ああぁぁ・・・今年ももうすぐ終わりだなぁ・・・イブかぁ。だけど、あんたの勉強からすると、クリスマスイブというんじゃなくて耶蘇生誕前夜祭っていわなきゃいけな…

冬至

昭和53年の地下食堂でハチヤ君との話し。 ハ「のりもさん。今日は冬至ですよ」 私「うん? 『秋の日はつるべ落とし、冬の日はつるべ落ちたまま』 ってね」 ハ「え?なんですかそれ? そんなこと言いましたか?」 私「わたしが言ってます」 ハ「もう・・・…

麦めし

仲間たちと研究室で話していた。 この12月大阪国際空港公害裁判の最高裁判決が出て、住民に損害賠償はみとめたが、航空機の深夜と早朝の発着はみとめなかったのである。 A「『麦めしの味を忘れた長い公事』ってね」 B「なんだよそれ?」 A「江戸川柳さ。裁…

寒ブリ

昭和54年ころの12月。 Yの部屋でテレビを見ていると、正月用のブリを採る漁場映像が流れた。 Y「お、寒ブリかぁ・・・・うまそうだなぁ・・・」 私「ははは、くいしんぼうの本領発揮!」 Y「うるせえ、俺は、うまいものを上手に味わおうっていう求道者な…

南極

昭和53年のこと。 大学での友人たちとの話し。Aが朝刊を読んでいた。 A「なぁ、南極観測船の『宗谷』が廃艦になるんだってさ。新聞にでてるぜ」 B「うん?南極観測船?それ『ふじ』の間違いだろ?」 C「そうや そうや!!!」 A「ばか、なにをしゃれ、言っ…

にせもの

昭和53年12月、しゃれ者Oとの会話。 私「あれ、O。胸に赤い羽根がついてるじゃないか?」 O「あ。分かった?ポイントになって、ちょっとおしゃれだろ?」 私「めずらしいなぁ・・・お前、意味もなく寄付するのはいやだって言ってたじゃないか。赤い羽根…

稲荷

♬ チャララ~~~ン チャララ ララララ~ チャララァ~~ン・・・ ・・・ダン・・・・・♪ (『必殺シリーズ バックグラウンドミュージック』) テレビで時代劇を見ていた。 赤い鳥居が並ぶ中を、主人公たちが走り回っている。 Y「なぁ・・・これ稲荷神社だろ…

スキャット

♬ ドン ドン ディン ドン シュ ビ ダ ドン オデーェ エエェー オ~~~ ドン ドン ディン ドン シュ ビ ダ ドン アァァ~ ディンドン シュビ ダ ドン・・・・♪ (『夜がくる』歌:サイラス・モズレー 作曲:小林亜星) 昭和53年頃、Yの部屋でコーヒーを飲…

12月の中頃、Yとの数字の話しを後輩のハチヤ君としていたときのこと。 ハ「ははは、『忘れる』っていうのはよかったですね。まぁ、『やまとことば』は、もとからあって、漢字を当てたっていうのが定説ですからね。十をソって発音するなんて、まさにそうで…

黄昏のビギン

♬ 雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜・・・・ 傘もささずに僕たちは・・・ ・・・・あのネオンがぼやけてた ♪・・・・ (『黄昏のビギン』歌:水原弘 作詞:永六輔 作曲:中村八大) 昭和53年12月。 Yの部屋で、ラジオからこの曲が流…

やまとすうじ?

ハチヤ君とダースの話しをした翌日のこと。 Yの部屋でこの話しをすると、 Y「ははは、つまんねぇこと言ってんなぁ。 それで思い出したんだけどさ、 日本語ではさ、数を読むのに 『ひー ふー みー よー・・・』って言うじゃないか。 あのとき、『とぉ』 以上…

日付

昭和54年ごろの昼、ハチヤ君と地下食堂で。 ハ「のりもさん、今日は12月12日で『いちにぃ いちにぃ』って1と2並びの日ですね」 私「♪ じんせいわぁ ワンツーパンチ 汗かき べそかき歩こうよ ・・・ ワンツゥー ワンツゥー・・・ (『三百六十五歩のマ…

ポインセチア

昭和53年ごろ、大学の研究室でしゃれ者の刑事法専攻Oとの話し。 私「なぁ、市内へいくとクリスマスソングが流れて、にぎやかなことだよなぁ。 お前も、帰りの駅あたりは騒がしくないか?」 O「ああ。なんかにぎやかにやってるなぁ・・・ ジングルベルって…

椿

夕方、Yの部屋で話しをしていた。 私「なぁ、お前んとこ、きれいに椿が咲きはじめたなぁ・・・」 Y「え?あぁ・・・あの庭の赤いやつか。前にも言ったろ。あれは椿じゃなくて、山茶花だよ」 私「あ、そうか・・・山茶花と椿の違いを植木屋さんに教わったって…

漱石忌

12月9日は漱石忌だそうである。 そこで思い出すのは、昭和53年ごろの12月に同期でしゃれ者の刑事法専攻Oと一緒に帰りの電車に乗っていたときのこと。 O「なぁ、のりも。漱石って俳句を2,500も作ってるって知ってる?」 私「え?あの文豪の夏目漱…

御事納め

昭和60年頃、ある学校の講師室で、国文学者のF先生とお茶を飲みながらの話し。 私「F先生、明日は日曜日ですね。やっぱり、先生は文学ざんまいですか?」 F「いえぇ、そうはいかないんですよ。私は家の近くに小さな畑を借りてるんですよね。それで、明日は…

大雪

ある年の12月7日の昼、大学地下食堂でトンカツを食べていると、 後輩で東洋法制史専攻のハチヤ君がやってきた。 ハ「うぅぅぅ~~~、さぶぅぃぃぃ~~~。 のりもさん、白いのがちらついてきましたよ」 私「そうかぁ、さすが大陸性高気圧だよなぁ。 雪を…

ボケの花

ある学校での仕事帰り。 空が紅に染まり始めたころ、国文学者のF先生と駅へ向かっていた。 そのとき、F先生が急にある家の垣根際に寄って行って、そこに咲いていた赤い花を眺めだした。 私「先生、どうしたんですか?」 F「いやぁ、学校に来るときには気がつ…

レクイエム

昭和53年12月5日に、Yの部屋でコーヒーを飲んでいた。 ステレオラジオから、拍手が起こっている。 Y「な、いいだろぅ。傑作だっていわれる モーツワルトの『レクイエム』だぜ。 たしか、今日が モーツワルトの亡くなった日だってさ。 このテープを貸し…

さざんか

♬ くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか・・・・ さいてさびしい さざんかの宿・・・♪ (『さざんかの宿』歌:大川栄作 作詞:吉岡治 作曲:市川昭介) 昭和57年ごろ、少し寒くなった日に大学駅から、しゃれ者Oと一緒になった。 その時の話…

みかん

昭和53年12月。 大学の研究室へFが、おおきな紙袋いっぱいの みかん を抱えて入ってきた。 F「おはよう・・・」 A「ええ?どうしたんだよ、何かかえてんだよ?」 F「 ははは・・・ 『 街をゆき 子供の傍を通る時 蜜柑の香せり冬がまた来る 』 (木下利玄…

♬ にじむ 街の灯を ふたり見ていた・・・・ 泣いたらあかん 泣いたら せつなくなるだけ・・・ Hold me tite 大阪ベイブルース・・・・・・ 大阪の海は悲しい色やね さよならをみんな・・・・・ ♪ (『悲しい色やね』歌:上田正樹 作詞:康珍化 作曲:林哲司…