2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
♬ 川はながれて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい・・・・♪ (『花 ~ すべての人の心に花を』喜納昌吉&チャンプルーズ 作詞・作曲:喜納昌吉) 昭和61年頃、Yの部屋でラジオから…
♬ 熱海の海岸散歩する 貫一お宮の二人連れ 共に歩むも今日限り 共に語るも今日限り・・・♪ (『金色夜叉』作詞・作曲:宮島郁芳・後藤紫雲) 大学の坂道を後輩のハチヤ君と地下食堂へ向かって、下っていた。 ハ「♪ あたみの~ フフフゥンフ~ さんぽするぅ~…
昭和60年ごろ、大学の学生研究室で後輩のハチヤ君とお茶を飲んで話していた。 ハ「う~ん・・・涼しくなってくると、 やっぱり温かい緑茶っていいですよねぇ・・・」 私「そうだね、だけどまぁ・・・ お茶がいいっていうことになるのも、それだけ若くなく…
ある大学講師控室での昼下がり。 のんびりとした空気のなかで、国文学者のF先生と花の話しになった。 F「秋になると、実りのことは良く話題になるけれど、 花の方は少し影が薄くなるでしょ」 私「そうですねぇ・・・ ま、秋といえば 菊くらいしかあまり代表…
秋の昼下がり、東洋法制史専攻のハチヤ君と、地下食堂で話していた。 ハ「ねぇのりもさん、この前名月十三夜だったでしょ」 私「ああ・・・だけどあれって9月13日の月ってことじゃないの?」 ハ「いえぇ・・・ 旧暦9月13日頃に出る満月を昔っから、名月…
♬ 泣きながらちぎった写真を 手のひらにつなげてみるの なやみなききのうのほほえみ わけもなくにくらしいのよ 青春の後ろ姿を ひとはみな忘れてしまう あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい・・・♪ (『あの日にかえりたい』松任谷由実 作詞・作曲:荒…
♬ 秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模様・・・・・♪ (『紅葉』作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一) 昭和58年ごろの秋、しゃれ者で刑事法専攻のOと大学の坂道を下っていた。 O「♪ フフンフゥ~~ アイン プ…
♬ しあわせって 何だっけ 何だっけ ポンっと生まれたシャボン玉・・・ しあわせっていう奴は ちょいとわがままよ 当たるつもりの万馬券・・・・♪ (『しあわせって何だっけ』明石家さんま 作詞:関口菊日出・伊藤アキラ 作曲:高橋千佳子) 昭和61年頃のこ…
秋の朝、大学のコピー室へゆくと、 ハチヤ君が授業での発表用の資料作成をしていた。 ハ「あ、のりもさん。おはようございます。早いですねぇ???」 私「お、おはよう。資料整理かい?大変だね」 ハ「はは・・・まぁ・・これが仕事みたいなもんですからね…
♬ 村の鎮守の神さまの 今日はめでたい おまつり日 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞こえる 笛太鼓・・・・♪ (『村祭り』文部省唱歌) 昭和60年ごろ、ある大学の昼休みに、 国文学者のF先生とお茶を飲んでいると、 …
大学地下食堂で、ハチヤ君と秋の話しがつづいていた。 ハ「のりもさん・・・涼しくなってきましたねぇ・・・ こうなると、食後の甘いものがほしくなりますよねぇ・・・」 私「ま、そうだよね。食べるとして、何がいい?」 ハ「今まさに、神無月でしょ。 とす…
♬ 春高楼の花の宴 めぐる盃 影さして・・・・・ 秋 陣営の霜の色 鳴きゆく雁の数みせて・・・・ 昔の光いまいずこ・・・・・♪ (『荒城の月』作詞:土井晩翠 作曲:滝廉太郎) 昭和58年ごろの、秋昼休み。 後輩のハチヤ君と大学地下食堂へ向かって、坂道を…
♬ だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた・・・・・♪ (『ちいさい秋みつけた』作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直) 昭和62年の昼前、ある大学の研究室に国文学者のF先生が講義を終えて…
♬ きったぞきたぞ アラレちゃん キィーン キンキン キンキンキーン テケテキ テッテンテーン・・・ みんなあつまれ ペンギン村に どんなことが起こるかな それゆけ イッシシシ おたのしみ・・・♪ (『ワイワイワールド』水森亜土・こおろぎ73’ Dr スランプア…
♬ 飲みすぎたのはあなたのせいよ 弱い女のいとしさを・・・ だきしめて だきしめて返したくない・・・ 男と女のラブゲーム・・・♪ (『男と女のラブゲーム』作詞:魚住努 作曲:馬飼康二) 昭和61年ごろ、Yの部屋にゆくと、Yが頭をおさえている。 私「うん…
昭和58年ごろ、大学の研究室で友人たちと話していると、しゃれ者で刑事法専攻のOがにこにこしながら、部屋へはいってきた。 O「ハローハロー・・・みなさぁん おげんきですかぁ・・・?」 A「ばか、おまえが陽水かよ。それは車のCMだろうが」 O「はは・・…
♬ まつぼっくりが あったとさ たかいおやまにあったとさ ころころころころ あったとさ おさるがひろって たべたとさ・・・♪ (『まつぼっくり』作詞:広田孝夫 作詞:小林つや江) 駅から国文学者のF先生とある大学へ向かっていると、お遊戯の時間であろう、…
♯ 今日じゅうがつじゅうよっかは、ごろあわせの砥石の日ということで、 京都亀岡では、天然石業者が主催する さまざまな石の展示会が・・・・ 秋の休日、テレビから砥石イベントの話題がながれていた。 へぇ~・・いろいろな記念日があるもんだなぁと思いな…
♬ うさぎ うさぎ なにみてはねる じゅうごやおつきさま みてはねる・・・♪ (『うさぎうさぎ』わらべ歌) 研究室でのハチヤ君との話し。 ハ「ねぇ、のりもさん。今日は十三夜なの知ってます?」 私「うん?じゅうさんや?・・・飲み屋の名前?」 ハ「ちがい…
昭和60年頃の昼休み。ある大学の講師控室で、国文学者のF先生と話していた。 F「おや・・・雨音がする・・・ そうだ・・・のりも君、今日は時雨忌なのを知ってますか?」 私「え・・・しぐれ・・って・・あのつゆ時に降る雨のことじゃないんですか・・・」…
♬ 花嫁は夜汽車に乗って とついでゆくの あの人の写真を胸に 海辺の街へ・・・ 帰れないなにがあっても 心に誓うの・・・♪ (『花嫁』はしだのりひことクライマックス 作詞:北山修 作曲:端田宣彦・坂庭省悟) 大学の研究室に入ってゆくと、後輩のハチヤ君…
♬ 隠しきれない 移り香が いつしかあなたに しみついた・・・ 寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝・・・・ くらくら燃える火をくぐり あなたと越えたい 天城越え・・・♪ (『天城越え』作詞:吉岡治 作曲:弦哲也) 昭和61年の昼すぎ、体育の日に、Yの家…
昭和56年ごろの秋昼休み。しゃれ者で刑事法専攻のOと大学地下食堂へ向かって、坂道を下っていた。 私「なぁO・・・ところで前から聞こうと思ってたんだけど、法学科目のなかでも、お前はなんで刑事法を選んだの?」 O「うん?・・・今日の日付」 私「え?…
昭和60年ごろ、大学の研究室でのハチヤ君との話し。 ハチヤ君が鼻歌まじりでコピー整理をしている。 ハ「♪ あれすずむしが・・・フフフンフフン・・・・りんりん・・・」 私「おや・・秋うた・・かい?」 ハ「はは・・・季節的にぴったりでしょ? あ、そう…
祭りの話しを続けながら、ハチヤ君と大学地下で、昼食をとっていた。 ハ「ところでね、のりもさん。祭りのときに、神様に供えるものを 『神饌(しんせん)』 っていうんですよ。知ってます?」 私「しんせん?・・そりゃ、秋のとれたての実りを供えるんだか…
♬ 男は祭りを そうさ かついで 生きてきた 山の神 海の神・・・・・ 祭りだ 祭りだ 祭りだ 豊年祭り・・・・♪ (『まつり』北島三郎 作詞:なかにし礼 作曲:原譲二) 大学の坂道をハチヤ君と下っていると、 あちこちで、学部生が大学祭の準備をしている。 …
昭和58年10月の昼ごろ、大学の坂道をしゃれ者で刑事法専攻のOと下っていた。 私「天高く馬肥ゆる秋だよなぁ・・・気持ちいい・・・」 O「おぉ、そういやぁ坂下の向こうに馬が居るぜ。あれ、乗馬部の馬だろ。 そんなに肥えちゃいないぜ・・・」 私「やれ…
♬ 左利きのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めるつくせない 白紙の行がそこにある・・・ あの夏の日がなかったら 楽しい日々がつづいたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうなそんな気がして・・・・♪ (『秋止符』アリス 作…
♬ なんでもかんでもみんな おどりをおどっているよ おなべのなかから ボワっと インチキじさん登場・・・ そんなの常識 タッタタラリラ・・・お腹がへったよ・・・♪ (『ちびまる子ちゃん エンディング』作詞:さくらももこ 作曲:織田哲郎) 昭和60年ごろ…
♯ 彦次郎は 台所へゆき 湯豆腐の支度にかかった・・・梅雨時の湯豆腐は 彦次郎がもっとも好むところのものだった・・・大根を千六本にして 豆腐とともに煮るのが 彦次郎が もっとも好むところであった・・・・ (『仕掛人・藤枝梅安』池波正太郎より) Yの部…