norimoyoshiakiの日記

新たに、ブログを開設しました。大学時代のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

ロッキード事件 最初の逮捕者

昭和51年6月に総合商社の専務O氏が逮捕された。 夕方の新聞に大きく報道され、テレビでも何度も何度もニュースが流れた。 ロッキード事件というのは、アメリカの航空機を全日空が購入するにあたり、賄賂を供与したことがアメリカ議会で問題とされ、この不…

なまえ

昭和51年6月に民法および戸籍法が改正された。 離婚をしたときに、氏を変更していた側が、結婚中の氏をそのまま使うことが認められ、おおきな話題となった。 いわば、旧来の家制度思想への修正がくわえられたのである。 A「おい、離婚後に旧姓に戻らずに…

超能力ブーム

昭和49年に超能力ブームが起こった。これは、ユリゲラーというアメリカ人がテレビ番組で、念でスプーンを折り曲げたり、念を送り、その念を受けた側が壊れた時計を持っていると時計が動き出すという、いわばオカルト現象をおこしたのである。 これが、全国的…

切れ者

大学3年生になると、法学部では、外国法を1つ勉強することになっていた。 普通は、わりと楽な『イギリス法』を選択するのであるが、悪友のひとりSは『ドイツ法』を選択したのである。 Sの性格は粘り強く、問題解決にあたっては、ひとつひとつ論理を積み重ね…

竹やが焼けた

小さいころ、わが家の近くに竹などの木材を売る店があった。 そのころ、こどもたちが「たけやがやけた」ということばを盛んに使ってあそんでいた。 わたしは、小学校にはいるまでは、焼けてないのになぜあんなことを言うんだろうとおもっていた。 近所のこど…

佐藤栄作 元首相

昭和50年6月に、佐藤栄作元首相の訃報がニュースとなった。 われわれは、数年前に佐藤さんがノーベル平和賞をもらったというニュースを聞いて以来の佐藤元首相についての報であった。 佐藤元首相というのは、われわれ世代にとってみれば、小学校の頃から…

雨ばなし

われわれが、昼ごはんを済ませて。雨ばかりつづくので、誰からというわけでもなく、『雨』をテーマに話しが始まった。 「雨に関することを、思いつくだけあげてみようぜ」 よし、というわけで。それぞれが、順番に言いだす。 ♪あめ あめ ふれふれ かあさんが…

瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)

民法を勉強していると、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)という項目があり、法律で規定されている。これは、たとえば、りんご50個を八百屋から買ったときに、配達してもらって、小一時間ほどして、リンゴの詰まった段ボールをあけてみると、そのうちの…

雨の物語

フォーク歌手イルカが、われわれの時代に『雨の物語』を歌っていた。 ♪化粧する君の その背中がとても 小さく見えてしかたないから・・・ 窓の外は雨 雨がふってる 物語の終わりに こんな雨の日 似合いすぎてる~ ♪ 悪友のHがたまり場で講義のための予習をし…

モハメッドアリ対アントニオ猪木

昭和51年6月に、異種格闘の初めとなるモハメッドアリとアントニオ猪木の戦いが東京武道館で開催された。 アリは当時、ボクシングヘビー級チャンピオンで世界一つよい男といわれていた。 その男が日本にやってくるのである。しかも、プロレスという種目の…

すねかじり

ランドセルを背負って学校にかよっていた小学校2年生のとき、担任の先生が 「きみたちは、おとうさん、おかあさんのスネをかじっている『スネカジリ』なんだから、しっかり勉強しましょう。スネカジリの意味は、家にかえったら、おとうさん、おかあさんにき…

ひなげしの花

大学に入学した年、アグネスチャンの歌う「ひなげしの花」がはやっていた。サークルに入ったとき、数人の同学年の友人が、アグネスチャンのファンで、このひなげしの花が大人気である。 ♪ おかのうえ ひなげしの 花で~ 占うの あのひとの ことを~・・・・…

ニヒリズム

悪友のひとりに、Mという男がいる。彼は地方の進学公立高校出身で、父上が地方公務員をしているひとりっ子であった。素直に育っているし、頭も悪くない。 ただ、ひとりっ子ゆえの特徴として、あまり競争心がなく、マイペースに淡々と自分のなすべきことをす…

ビリヤード

1時間目の民法の講義が終わって、つぎの講義までほぼ6時間も間が空くこともある。 つぎの講義が4時20分開始で、夕方まで待たねばならない。 雨の日のこの合間はじつにやっかいで、昼ごはんにするには、早すぎるし、そうかといって運動場でからだを動か…

客観という名の主観

6月のゼミ演習のとき、わが教授が 「客観という名の主観」ということを口にされた。 何の問題を解説しておられたのかは、忘れたが、 ある事実を確定するとき、これが事実かどうかは、さまざまな事物や証拠によって、 このときこの時間にこういうことがあり…

お金を借りたら、利息はいくら?

大学3年生になると、民法も佳境にはいり、債権法といういわば民法のひとつの『やまば』にはいってくる。そのなかで、金銭債務というのは、お金の貸し借りによる債務のことをいう。 いわゆる、明治のむかしから、「金色夜叉」などでのテーマのひとつ、借金で…

くちなしの花

昭和49年に渡哲也がうたう『くちなしの花』が大ヒットした。 ♬ ・・・くちなしの しろいはな~ おまえの よぉおぉな~ はな だぁあったぁ~ ♪ くちなしの花ってどんな花?とみんなでいいあっていた。 調べてみてもわからなかった。くちなしの花を、知らない…

うめぼし

6月の土曜日、母親が、買い物をするから、荷物運びについてこいという命令が下った。 何を買うのかと思って、市場についてゆくと、青梅を1キロほどまとめて買い込んだ。 わたしとしては、そんなに要らないだろうと思っていたが、わが家でさいごのスネカジリ…

枕草子

ある昼下がり、文学好きの友人とはなしていた。 A「雨ばっかりだよなあ。まったく」 B「ああ、つまらないなぁ」 B「ところでさぁ、あの『枕草子』で清少納言が梅雨時のたのしさを書いてるの知ってるか?」 A「あの、春はあけぼの・・・っていうやつか?」 B…

ソフトボール

大学3年生になると、体育実技がなくなる。大学へきて、講義をきくなど、座ってばかりいるとどうしても運動不足になって、無性にからだを動かしたくなる。 大学事務室にゆくと、グラブとバットをかしてくれるので、手続きをして数人でソフトボールをすること…

自然債務

大学3年生になると、民法で債権法を勉強する。 このとき、自然債務という債務があるということを知る。 これは、山野でうまれる、自然界での債務というわけではない。 まず債務というのは、たとえばAがBに10万円貸せば、Bは期日に10万円と場合によっては…

6月の就職活動

われわれの時代、就職活動解禁は6月からであった。梅雨がつづき、からだが動かせないでいるある日、ひさしぶりに太陽が出たので、みんなで中庭に出てしゃべっていた。 すると、詰襟の学生服をおしゃれに着こなした4年のS先輩がやってくるではないか。みんな…

雨あがり

雨の上がったある日、ひさしぶりに悪友Kと大学から一緒に帰宅していた。 Kはもともと、理科系志望であったが、気が変わって法学部へ入学していた。 「なんちゃって学生」をよそおってはいるが、頭は良い方で、要領よく単位をとることで、みんなが感心してい…

ジューンブライドとてんとう虫のサンバ

6月の花嫁はしあわせになれるという。大学4年以上になると、中高時代の友人が結婚の時期をむかえる。これが、いわばたいへんなのである。 「なにが、ジューンブライドだよぅ」と大学の仲間と話すことが多くなった。 Hがぼやいた。 「おれ、今月は大赤字だ…

いずれ『あやめ』か『かきつばた』

われわれが、大学に入ったころの人気女性歌手は、天地真理、あべ静江、小柳ルミ子であった。それぞれ、特徴があり、清純派歌手として売り出していて人気沸騰であった。 悪友たちと好みの歌手のはなしをしていて、 「いずれがあやめかかきつばた」だよなぁ。 …

呪文 ゲヴェーレ

AがBに家を売って、そのあと、AがCに同じ家を二重に譲渡したとき、BとCはどちらが、その家の所有権を取得するのか、というのが民法物権法の典型問題である。 2年生のとき、講義でM教授が、物のGewere(ゲヴェーレ:古いドイツ法原理で占有権とむすびついた概…

無用の用 ネクタイ

「三十輻一轂(さんじゅっぷくいっこく)を共にす。某(そ)の無に当たりて、車の用あり。・・・・」(無用の用) という漢文、 なにも役にたたなさそうなんだけど、大事なんだよという意味であるとされる。 これが、石原慎太郎が大臣となって、ネクタイ不要…

衣替え

6月1日に大学へゆく朝の電車に乗ると、高校生が男女とも白の学生服姿に代わっている。そのときに、ああ、今日から夏服かぁと気づくのである。 気候が順調で夏らしくなっている年は、さわやかでいいものである。 ほんの数年前までは、自分たちもその中にあ…

中日ドラゴンズ優勝

昭和49年は、中日ドラゴンズが巨人のV10を阻止して、20年ぶりに優勝した記念すべき年である。わがサークルにも中日ファンがいて、当時、はやった坂東英二の「燃えよドラゴンズ」を歌っておおさわぎしていた。 5月の終了時点では、1位巨人、2位阪神、…

大学の国語

大学1年の時の話し。大学では、一般教養科目に人文科学という分野があった。今はそのような分け方はしないそうである。親戚の大学生に聞いたので、まちがいないであろう。そのなかで、わたしは、文学という科目を履修した。 高校のときのように、何か作家の…