norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

   ♬ でたでた月が まあるい まあるい まんまるい~ 

                        盆のような月が~ ♪

                                (文部省唱)

 

 大学からの帰り道、ハチヤ君が坂道で急に歌いだした。

私「え、童謡か?急にどうしたの?」

ハ「いえぇ~、月があんまりきれいだから・・・」

 

私「ああ、この時期は坂道から反対側にきれいに月がでるからなぁ。まぁ、この時間の帰宅ご褒美でもあるんだよなぁ。十五夜かぁ」

 

ハ「のりもさん、ちがいますよぉ。十五夜は旧暦8月15日で、新暦に直すと、今年はもうちょっと後で、たぶん9月20日前後ですよ」

私「こまかいよぉ、いいじゃないか」

 

ハ「よくないですよぉ。月見の行事は年3回あって、『十五夜』『十三夜』『十日夜(とおかんや)』っていわれて、この三つ全部が晴れて月見ができれば、縁起がいいって言われるんですよ」

 

私「はいはい。それで ♬ 出た出た月が~になるわけか?

では、俺は

 ♬ 雨降りお月さん 雲のかげ~ (作詞:野口雨情 作曲:中山晋平)・・・・」

 

ハ「もぉぉぉ~~~~・・・・」

 

       十五夜の日付を丸く囲みけり(鈴木とみゑ)