♬ リンゴの花びらが 風に散ったよな
月夜に月夜に そっと
え~~~~・・・・・風に散ったよな あ~~~~・・・・・♪
昭和61年ごろ、部屋で本を読んでいると、ラジオからこの曲が流れてきた。
アナウンサーがいうには昭和25年にラジオ番組の挿入歌として、美空ひばりが歌って大ヒットになったそうである。
へえぇぇぇ~~~ そうなのかぁ・・・ということでその日が終わった。
翌日、大学へ行ってこの話しをハチヤ君にすると。
ハ「へぇぇ~、あの歌って何かの番組の挿入歌だったんですかぁ」
私「うん、なにか『リンゴ園の少女』って番組なんだってさ」
ハ「まぁ、りんごの花っていまごろ咲きだしますからねぇ」
私「え?そうなの?」
ハ「そうですよ。たとえばね。
『鳴く雲雀林檎の花影畑に満つ』(秋櫻子)
なんていう句があって、
リンゴの花は桜の花が散り終わって咲き始める白やピンクの花なんですよね」
私「よく知ってるねぇ・・・」
ハ「ええ・・・法制史研究室で春の終わりに信州合宿があるんですよ。
そのとき見てますからねぇ。あ、そうだ島崎藤村でもあるでしょ。
♪ まだ上げ~初めし~ 前髪のぉ~ りんごのもとに~ 見えしとき~
前にさしたるぅ 花ぐぅしの~(歌:舟木一夫)・・・・・・」
私「・・・・(それ・・リンゴの花?)・・・・」
黒板はひらがなばかり花林檎(吉原文音)