norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

イエスタデーワンスモア

♬  When  I was young I’d listen to the radio    Waitin’ for my favorite song

     When they played I’d sing along,it made me smile・・・・

  Every sha-la-la-la  Every wo-o-wo,still shine・・・・・・・・・

          It can really make cry, just like before  

              It’s yesterday once more・・・・・・♪

                 (作詞:John Bettis 作曲:Richard Carpenter)

 

 昭和53年Yの部屋に居ると、ラジオからこの曲が流れて来た。

 

Y「のりも、これカーペンターズのイエスタデー・ワンス・モアだろ?」

私「ああ・・・そうだなぁ」

 

Y「この歌って、日本じゃぁ、

    お彼岸のころに聴きたい曲のベストテンに入ってるのって知ってるか?」

 

私「え?そうなのか・・・なんで?」

 

Y「昨日さ、高校時代の友達に会ってな。

 そいつは、昔からポップス音楽に詳しいんだよな。

 そいつの言うのには、カーペンターズのこの曲は、

  前提として、曲の主人公が、

   昔、はやったオールディーズの曲を懐かしんでいるっていうことで

            歌詞がつくられてるんだってさ」

私「オールディーズ?」

 

Y「ああ、1950年・60年代にヒットした曲のことをオールディーズっていうんだよ。

  ポールアンカの歌うダイアナとかさ」

私「うぅぅンンン・・・・?」

 

Y「ま、歌謡曲派のお前にはむりか。

  それでな。この曲を少しだけ訳してくれたんだよな。

 『若かったころラジオを聴いて、好きな曲が流れるのを待っていた 

  その曲が流れると笑顔になれて・・・・

    すべてのシャララララ すべてのウォウォウォが 輝いている・・・・

   そこでまた泣いてしまう あの頃のように 

     過ぎし日のきのうよ もう一度』

                     ってさ」

私「へぇぇ~~~・・・だけど、それがなんでお彼岸と関係あんの?」

Y「お彼岸って、身近なひとがこちらへ帰ってくるときじゃないか。

  それはそうした人たちとの楽しい思い出とも重なるだろ?

   ロマンチックな思い出って、アメリカでも日本でも同じだろう?」

 

私「・・・・ぅン・・・・・」

 

      うき人よ彼岸参りの薄化粧(子規)