♬ すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ
君を想いひごと夜ごと 悩みしあの頃・・・・
すみれの花咲くころ・・・・♪
(『すみれの花咲くころ』作詞:Fritz Rotter・白井鐵造 作曲:Franz Doelle)
昭和55年頃の夕、Yの部屋で宝塚歌劇が放映されているテレビを見ていた。
Y「華やかだよなぁ・・・宝塚って・・・この曲でおしまいだろ」
私「ああ、だけどこの曲って宝塚歌劇の定番だろ?なんですみれの花なんだろ?」
Y「そりゃ・・・すみれ花のように、
可憐に紫のきれいな花が、イメージにあうってことじゃないのか?
まぁ、調べてみるかぁ・・・えぇぇっと・・・すみれのはなの うた・・・」
私「そんなもの載ってるわけないだろぅが」
Y「あったあった・・はは・・・残念でしたぁ!!
すみれの花咲く頃の歌『宝塚歌劇団を象徴する歌として知られる楽曲。
原曲はドイツ映画』“Wenn der weiße Flieder wieder blüht”
(再び白いライラックが咲いたら)である』とさ」
私「うん?ライラック?なんだよそれ?」
Y「えぇぇっと・・・花図鑑だと・・・これ!
ヨーロッパ原産の紫または白い花で春に咲くってさ」
私「紫と春に咲くってだけが一緒かぁ・・・なんだか分からんなぁ・・・」
Y「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき・・・」
私「・・・・(なんだよそれ)・・・・」
何とはなしに何やらゆかし菫草 (松尾芭蕉)