norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

スチワーデス

  ♬ ああ 果てなく広がる世界に たったひとつの 輝いた夢・・・・

      聞こえるは Music

            心の叫び 愛を求めて Fly away・・・・

                        強く抱きしめて・・・・♪

(『米映画「Flashdance... What a Feeling」の日本語バージョンホワット・ア・フィーリング ~フラッシュダンス』[スチワーデス物語 主題歌]歌:麻倉未希 訳者:不明)

 

 昭和59年のこと。大学地下食堂で仲間たちと。

 

A「きのうの、スチワーデス物語、見た?」

B「うん?なんで?」

 

A「うん。やっぱり堀ちえみがかわいいんだよなぁ・・・」

C「また始まったよ、Aの『かわいこちゃん好き』」

 

A「あのキラキラした涙目で『教官!!』っていうシーンがたまんないんだよなぁ・・・」

 

C「ひとりで感動してるよ。ところでさ、スチワーデスって語源、知ってるか?」

B「え?語源?」

 

C「ああ。スチワーデスって英語でstewardessって書くだろ?この語源はstigweardっていう古語英語なんだよ。前のstigが豚を意味していて、weardは小屋って意味なんだな」

 

B「うん?それは豚小屋って訳になるのか?」

 

C「そうだよ。豚っていうのは古代ローマから貴重な財産で、それを持つひとは大金持ちの資産家なわけさ。その豚小屋を管理するひとをstewardということになって、やがてそれが財産管理をする執事っていう意味へと変わっていくんだよ」

 

B「なるほどな。だけど・・・stiwardessは-essがついてるぜ?」

 

C「そこは、フランス語の影響だってさ。スチワーデスって女性だろ。フランス語では名詞の女性形にはessなんかがつくことが多いんだってよ。そこから来ているっていわれてるよ」

 

B「なるほどぉ・・・豚小屋の管理人かぁ・・・」

 

そのとき、Aが突然Cの腕をつかんで、

A「あんまりです!!!教官!!!」

 

B・C「・・・・・・・・・」

 

       何事ぞ花見るひとの長刀(向井去来