norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

稲荷

      ♬ チャララ~~~ン 

              チャララ ララララ~ チャララァ~~ン・・・

                          ・・・ダン・・・・・♪              

              (『必殺シリーズ バックグラウンドミュージック』)

 

 テレビで時代劇を見ていた。

赤い鳥居が並ぶ中を、主人公たちが走り回っている。

 

Y「なぁ・・・これ稲荷神社だろ?」

私「うん、ちょっと腹減ったなぁ」

 

Y「ばか、食べる方の『いなり』じゃなくて、神社の稲荷だよ」

私「ははは、分かってるよ。だけど腹が減るのは仕方なかろう?」

 

Y「まったくぅ・・・もう・・・。だけどなんできつねが神さまになるんだろ?

                         しらべてみるかぁ・・・」

しばらくして、

 

Y「ああ・・・たくさん理由が書いてあるぜ」

私「うん?どんな?」

 

Y「まずは、神様のお使い説。

 

 次は、きつねが稲を食べるねずみを駆除してくれることから、

                 稲を守る神として祭られてる説。

 

 さいごは、日本では昔は狼が神だったのが、

    狼が絶滅してそれに代わってきつねが神になったって説 だってさ」

 

私「うん・・・どれも民間信仰の色が濃いよなぁ」

 

Y「だけど、やっぱり二つめの説だな」

私「なんで?」

 

Y「カンザシをこう持ってさ・・チャララァァァン~~~~」

 

私「・・・・(あぶないよぉ それ えんぴつだろうが)・・・・」

 

   稲刈りて玉藻稲荷を残したる(納佐多子)