♬ にじむ 街の灯を ふたり見ていた・・・・
泣いたらあかん 泣いたら せつなくなるだけ・・・
Hold me tite 大阪ベイブルース・・・・・・
大阪の海は悲しい色やね さよならをみんな・・・・・ ♪
(『悲しい色やね』歌:上田正樹 作詞:康珍化 作曲:林哲司)
昭和58年12月。仲間たちと話している。
A「ああ・・・今年ももうおわりかぁ・・・」
B「♪ 大阪のうみわぁ~ かなしい色やねぇ~・・・」
C「なんだよそれ」
B「うえだまさき! ちょっと似てるだろ」
C「ばか!この時期になんの関係があるんだよ」
B「今年は、タイガースが4位でおわったじゃないかよ。
それで、この冬の大阪は、
♪ かなしいいろやねぇ~~~じゃないか 」
A「ははは・・・だけどさ、その歌、はじめはタイトルを
『大阪ベイブルース』にしようかって考えてたんだってさ 」
B「うん?どういうこと?」
A「作者が大阪をテーマに失恋歌を作るんで、この歌ができたのさ。
それでな、大阪ベイ(Bay)
つまり、大阪湾のブルースってことにしようかっていうんだよ。
歌詞のなかにも入ってるだろ」
C「うん・・・それもおしゃれでいいネーミングだよなぁ」
B「だけどなぁ・・・そこのフレーズを阪神ファンに代えたら、
俺の心情にぴったりなんだよなぁ・・・
♪ 阪神ファンわぁ~ 悲しい色やね~~~」
A・C「・・・・(ばか)・・・・」
ともかくもあなたまかせの年の暮れ(一茶)