大学仲間とビヤホールで飲んでいるときの話し。
A「そろそろ、熱燗の時期かなぁ・・・」
B「ははは、まだはやいだろぅ」
C「ところでさ、このおつまみなんで柿の種っていうんだろ?」
A「知らないのか?この製造業者が新潟で、問屋に納入したとき、新潟柿の大河津って種類の柿の種に似てるって言われて、この名前になったんだってさ」
A「え、やっぱり柿の種が由来かぁ・・・俺はまた、大阪だと、米菓子を『おかき』っていうから、おかきの元でかきの種っていうのかと思った」
B「ばかいえ、字がちがうだろうが」
A「そんなの、あまり関係ないだろぅ。おかきってひらがなで書くより、時期のくだものの柿っていう漢字を、たまたま当てたってこともあるだろう?」
B「おまえね、このおつまみは秋だけのものじゃないぜ。それをへ理屈っていうの」
C「はいはい、ケンカしない。中をとって『お柿のたね』ってのはどうだ?」
A・B「・・・・ばか・・・・・」
ビアホールホルンを吹いて大男(関森勝夫)