norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

柿のたね

 大学仲間とビヤホールで飲んでいるときの話し。

A「そろそろ、熱燗の時期かなぁ・・・」

B「ははは、まだはやいだろぅ」

 

C「ところでさ、このおつまみなんで柿の種っていうんだろ?」

A「知らないのか?この製造業者が新潟で、問屋に納入したとき、新潟柿の大河津って種類の柿の種に似てるって言われて、この名前になったんだってさ」

 

A「え、やっぱり柿の種が由来かぁ・・・俺はまた、大阪だと、米菓子を『おかき』っていうから、おかきの元でかきの種っていうのかと思った」

B「ばかいえ、字がちがうだろうが」

 

A「そんなの、あまり関係ないだろぅ。おかきってひらがなで書くより、時期のくだものの柿っていう漢字を、たまたま当てたってこともあるだろう?」

B「おまえね、このおつまみは秋だけのものじゃないぜ。それをへ理屈っていうの」

 

C「はいはい、ケンカしない。中をとって『お柿のたね』ってのはどうだ?」

A・B「・・・・ばか・・・・・」

 

       ビアホールホルンを吹いて大男(関森勝夫)