♯♯ もみじ まんじゅう!!!!!!
漫才師が手をいっぱいに広げながら大声を張りあげていた。
昭和55年ごろに大はやりしたのが、漫才であった。
このころ、全国放送のテレビが演芸番組を夜の八時に放送し、
東京・大阪の若手を中心にした漫才番組を創り出したが、
それが大ヒットしてブームを生んだ。
初めのせりふも、ある漫才コンビが地方の名物を紹介するのに、
おもしろおかしく、大阪弁を使って
ひとびとを笑いの渦にまきこんでいたのである。
大学でも、会話のなかにこうしたギャグがしばしば飛び込んできたものである。
A「なぁ、漫才がブームになってるなぁ」
B「ああ、今までじゃあ考えられないよな。全国放送で大阪の漫才が流れるなんて」
C「そうだよな。関西地区の演芸は主に関西だけで流されて、東京の方は大阪漫才が放送されるなんてことは、ほとんどなかったもんな」
A「まぁ、ちょっと大阪弁は独特だからさ。関東では抵抗感が強くて、受け入れられにくいってことだろうな」
C「せやねん!」
B「おい、なんで急に、こてこての大阪弁なんだよ?」
C「♯♯ ツッタカ タ― ツッタカ ター ツッタカタッター ター!!!!」
A「♯♯ もみじ まんじゅう!!!!」
・・・意味のない 混乱のきわみの会話でした(バカですねぇ)・・・
無造作に万歳楽の鼓かな(正岡子規)