わが大学は、2月はじめは入学試験があるため、学年末試験が中休みとなる。
しかし、サークル活動は休止していないため、1・3週の土曜日に悪友たちと法律相談会の開催で出会うのである。
その会の帰りでの、ばか話し。
A「おい、きのうは節分だろ?」
B「ああ」
A「豆まきはした?」
B「しないよぉ、こどもの頃はやったがなぁ、あとのそうじが面倒くさい」
C「そういやぁ、きのうテレビで横綱の輪島がどこかの神社で豆まきしてたぜ。なんで豆まき?」
A「だって、節分は立春の1日前で、季節をわける意味があるのさ。その節分に邪気を払う儀式をするんだよ。冬の寒い時期の邪気を鬼に例えて、五穀の象徴の大豆をぶつけるように撒くわけだろ」
B「うん、その豆を撒くのは、邪気を払えるような強いひとがいいから、相撲の横綱なんかがいいんだろうなぁ」
C「で、なんで歳の数ぷらす1つの豆を食べるの?」
A「そんなもの、決まってるだろぅ。縁起物で邪気を払うんだから、お腹のなかにも入れるんだよ」
C「だからぁ、プラス1は?」
B「もおぉぉ・・・古くからの習慣なんだから、数え年でいくんだよ」
C「とするとだよ、生まれたての赤ちゃんでも1つぶ食べるのか?」
A・B「食べるわけないだろ・・・・ばか・・・・」
赤ちゃんのような『七歳前は神のうち』だそうです
(高梨公之「法律雑学のたのしみ」314頁)。
神に厄除けは必要ないでしょう・・・
節分やよむたびちがふ豆の数(子規)