norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

新500円硬貨

   ♬ 男だったら ひとつにかける かけてもつれた謎をとく・・・・

                    誰が呼んだか 誰が呼んだか・・・・・

            今日も決めての 今日も決めての 銭がとぶ・・・♪

      (『銭形平次』歌 舟木一夫 作詞:関沢新一 作曲・編曲:安藤実親)

 

 昭和57年、新500円硬貨が発行されて話題になった。

そのときのしゃれっけの強い、刑事法専攻のOとの話し。

 

私「なぁ、新500円が大きな硬貨になるなぁ。これからは、500円札はなくなっていくんだろうなぁ」

 

O「ああ、だけど、困るのは銭形平次だけで、今の日本じゃぁ、500円は穴無しの大判硬貨の方がいいだろうぜ」

 

私「いまどき、だれが、500円玉を投げて、悪人を捕まえるんだよ、もう・・・・」

 

O「ははは、しゃれだよ、しゃれ。だけどさ、刑事法的にいうと、偽札を作るより、偽硬貨を作る方が難しいし、費用もかかるんだぜ。だから、500円くらいの中程度の価値のあるお金は、純度の高い金や銀の入った技術加工が満載の硬貨を作っておくほうが、偽造っていう犯罪が、経済的にもペイしないから、発生が防げるっていわれてるぜ」

 

私「なるほどな、そういうところは、筋が通ってるよな」

 

O「それに、銭形平次には穴あき5円玉を渡しておけば、投げて失くしても、経済的だろ」

 

私「もう・・・まだ言ってる・・・・」

 

        硬貨入れて購ふ音楽も冷房裡(文挟夫佐恵)