norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

梅雨 その2

ハチヤ君との話しは続いている。

 

ハ「では、質問。のりもさん、梅雨と書いて『つゆ』って読むのはなんででしょう?」

私「う~~~ん。発音の問題だろぅ?ヤマトことばでは、この時期の雨のことを『つゆ』と言ってたから」

 

ハ「ブブブブブブブ~~~~~~」

私「そんなに、たくさん否定しなくても・・・」

 

ハ「ははは。あのね、これも師匠から聞いた話しなんですが、この時期って露(つゆ)にぬれたように湿っぽいじゃないですか、だから『露けし』っていう古語からきてるんだっていう説。もう一つは、この時期は『梅の実』が熟してつぶれるんで、潰れるという『潰(つ)いゆ』っていう古語がもとだという説があるんですよ」

 

私「『つゆけし』の『けし』がなくなって、つゆ、『ついゆ』の『い』がなくなってつゆ、かぁ。ほらほら、やっぱり、さっき言った梅干しの『実』が出てくるじゃあないか」

 

ハ「・・・・・・」

 

     梅雨晴間長い短い夢を見ぬ(岸田稚魚)