大学在学中ではない、番外記事である。
平成7年のこと。
うとうとしながら、そろそろ起きないとなぁと、まどろんでいるとき、
突然、お腹の底に『ドオォォン~~~』という衝撃が走り、すぐに周りの棚にしまってあった本が、わが布団に洪水となって襲いかかってきた。
え、え、え、・・・・布団にかおを沈めながらじっとしていると激しい揺れが続き、やっと5分ほどして揺れがおさまり、おそるおそる階下に降りて母親に声を掛けると、
どうも母親もおどろいて台所へ避難していたようである。
寒さにふるえながら、二人して、そうじと簡単なかたづけを終えて「凄いゆれだったなぁ」と言ってテレビをつけてみると、
高速道路が並んで横倒しになった画面のみが流れていた・・・・
このとき、わが家は北摂のため、それほど大きな被害のない地区であったが・・・・
その日から数カ月、真冬の淡路、神戸方面で、ひとの通常生活が、完全に崩壊・休止した状態となった・・・・・・・。
阪神地区の学校、職場は大混乱。
人的・物的・精神的被害は甚大で・・・・
あれから28年が経つ・・・・
あの震災を経験した皆さん、元気でがんばりましょう。
震災で亡くなった方々に 黙祷。
水減りし阪神大震災忌の花瓶(森田智子)