昭和20年8月6日は広島、9日は長崎に原爆が投下され、大きな被害を受けた日である。
われわれ世代は『戦争を知らない子供たち』といわれ、原爆については、学校で習った少しの知識があるだけで、戦争経験者たちは、直接にはまったく説明をしたくないようであるという感触をもっている。
体験者はトラウマとなっているのであろう。
わたしたちはこの日をいいかげんにとらえているのではなく、どう表現すればよいのかわからないという戸惑いの方が大きいという世代だと思っている。
おそらく、広島あるいは長崎の同世代は当然、身近な、もっとちがった感情を持っておられるのであろう。
夏休みにはこの時期、甲子園で高校野球が始まる。
この戦いの祭典と対照的な、祈りの式典として6日、9日は、被爆者慰霊式典がひらかれ、全国民からの黙祷がささげられる。
われわれも、哀悼の意を込めて、いっしょに黙祷したい。
いまなお、世界中がさわがしいことは承知しておりますが、
それでもなお「世界が平和でありますように!!」
黙祷!!