♬ なんてったってアイドル なんてったってアイドル・・・
男の子達の視線を釘付け・・・
ちょっと気付かれなきゃイヤイヤ・・・
(『なんてったってアイドル』小泉今日子 作詞:秋元康 作曲:筒美京平)
昭和60年の夜、Yの部屋で話していた。
Y「なぁ・・・今年の8月の高校野球決勝戦、思いだすなぁ見たか?」
私「え?なに?だいぶ前だもんなぁ・・・ニュースでしか知らないよ」
Y「なにいってんの大阪の高校が優勝したんだぜ。すごかったんだから・・・清原が二本もホームランを打ってさ。あれは超ド級の逸材だよ」
私「へぇぇぇ~~~・・・そうなのか」
Y「ああ。やつはプロでも即戦力だな。全球団が1位指名しようとしてんだぜ」
私「今流れてる、キョンキョンの曲だな。♪ なんてったってア~イドゥ~ ってな」
Y「ちがうちがう。清原はアイドルっていうタイプじゃないさ。どちらかというと投手の桑田の方がアイドルに近いだろうな」
私「そういうものかねぇ・・・」
Y「ああ。小さなからだで、ちぎっては投げ、ちぎっては投げって・・・
まさに牛若丸だな・・・♪ 京の~ごじょうの はしのうぇ~ ってな」
私「ふるぅぅ~~~」
Y「ははは・・・だけどまぁ・・すごい大会だったよなぁ・・・
清原桑田のKKコンビ」
私「おぉ・・・三人あわせて、
Kの3乗とすべきか・・あるいわぁ・・・トリオ・ザ・K・・・
またはKの2乗コンビ・・・・・」
Y「・・・なんだよそれ・・・意味わからん・・・・・」
夏の日が小さくなりぬ胸のなか(桜井博道)