大学地下食堂でしゃれ者Oと話していた。
私「今日は4日かぁ・・・早いなぁもうすぐ夏休みだよなぁ・・・」
O「『なしなくて なんの暦が20世紀』なんてね」
私「え?なんだよそれ?」
O「梨だよ・・二十世紀梨」
私「それと暦がどう関係するんだよ?」
O「分かんない奴だなぁ・・・今日は7月4日の『なし』の日だろ。
今20世紀の7月4日じゃないか。
『酒なくてなんの己が桜かな』(出典:大わらい臍の西国)
にひっかけてんじゃないか」
私「あれは、花見には酒がつきもので
酒のない花見なんてありえないっていうしゃれだろ?」
O「そうだよ。梨だって20世紀梨は最高峰だっていわれてるじゃないか、
20世紀梨のない梨なんてのはありえないだろ?
それは20世紀があったってことの証明じゃないか」
私「なにか・・・論理がむちゃくちゃだなぁ・・・」
O「♪ 一言文句を言う前に・・・
私のいうこと信じなさい ほら信じなさい
ほら信じなさい・・・」(本歌:『学生節』クレージーキャッツ )
私「・・・・・・」
どこまでも話反れつつ梨甘し(中村汀女)