norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

地蔵盆

   ♬ 麦わらぼおしは もう消えた 

       たんぼの蛙は もう消えた 

             それでも待ってる 夏休み~~~ ♪

                    (作詞・作曲 吉田拓郎

 

 昭和54年の8月末、夕方にYの部屋で話していた。

Y「う~~~ん、そろそろ、夏休みもおわりだよなぁ」

私「ああ、そこのお社で地蔵盆をやってるよ。子供たちがみんな集まってきてるぜ」

 

Y「ああ、もうそんな時期かぁ・・・。でも、地蔵盆って、おれたちが子供のころからあるんだけど、何なんだろぅ?調べてみるか」

私「またかよ・・・」

 

Y「おお、あったあった、近畿地方に多く見られる祭事で、辻地蔵をお祭りする行事だってさ。街道を守るあの『道祖神』信仰とむすびついてるんだってよ」

 

私「辻地蔵ってあの美空ひばりが歌った

『♬ これこれ石の地蔵さん~ 西へゆくのわぁ こっちかえ~♪』

                  (「花笠道中」作詞・作曲 米山正夫

                        っていう、あれか?」

Y「古~~~。単純なんだよお前。子供かよ、もう」

 

私「いいじゃないかぁ、よく分かるだろうが」

Y「しかしまぁ、地蔵盆だし、おれも行ってお菓子もらってくるか」

 

私「ばか!!お前が、子供かよ」

 

      子供みな白地に浴衣地蔵盆(森澄夫)