norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

80年代 

     ♬ 赤い薔薇を投げ捨て それで終わりにしようぜ 

              はしゃぎすぎたあと しらけちまう・・・・・

       I say Bye-Bye 哀愁でいと あざやかな・・・・

                       醒めすぎた罪な奴・・・・・♪ 

       (『哀愁でいと』作詞:Andrew J.Ditaranto・Guy Hermic(日本語詞  

               小林和子 作曲:Andrew J.Ditaranto・Guy Hermic)

 

 80年代に入った夏。

Yとテレビで音楽番組を見ていた。

 

Yが歌手の歌にあわせて、リズムをとっている。

私「おい、またカラオケの練習か?」

Y「ちがうちがう、リズムをとる練習をしてるだけさ。この児のダンスって今の時代の最先端なんだぜ」

 

私「なんだかこの歌手、音程が狂ってない?」

Y「うん・・・われわれの世代のやつって、みんなそう言うんだよなぁ。ひどいのになると、オンチだろぅって言ってるやつだっているよ」

 

私「うん・・・・なんとなく・・・分かる・・・」

Y「けどさぁ、おれはこう思うんだよな。このテンポのリズムって早いじゃないか。それで曲にあわせながら、これだけ体を使って、踊って歌ってんだぜ。少々音程がはずれるのは分かるような気がするんだ。それに若いだろ。おそらく18だぜ。まだ、発声が完全じゃないってこともあるだろうさ。まだまだ伸びるぜ」

 

私「そうか、歌手じゃあなくて、タレントってことか」

Y「まぁ、今の言い方をすればそうだろうなぁ・・・」

 

 何かしら、80年代のはじまりにぴったりする感じの、歌でありアイドル歌手でした・・・・

 

      何もかも光りて雨の祭笛(町田しげき)