♬ 広瀬川 ながれる岸辺 思い出は帰らず・・・
季節(とき)はめぐり また夏が来て・・・・・
瀬音ゆかしき杜の都 あのひとはもういない・・・♪
昭和54年8月のこと、青葉城恋歌がはやっていた。
ああ・・・仙台には、「たなばた祭り」ってあったなぁ・・・というのが、わたしのような大阪生まれの者の感覚ではあった・・・調べてみると、江戸時代に伊達政宗公が、たなばた行事を奨励したのだそうである。それが形を変えて、今に至っているとのこと。
なにやら、やさしい雰囲気があるのは歌詞やメロディーもそうであろうが、仙台や青葉山という地名ならびに土地柄もあるのであろうか・・・・
Yが「青葉城恋歌」をくちずさんでいる。
Y「♪・・・たなばたの~ 飾りはゆれて~・・・あのひとはもう~ いない~・・・・・」
私「え・・・おまえ・・・その歌・・・」
Y「うん? なんだよ?・・・・」
私「いやぁ・・・・なにかあったのか?・・・・」
Y「・・・・え?・・・べつに・・・ないよ・・・・」
私「・・・うん・・・・・・」
Y「・・・・・・」
七夕や川を渡れば草青く(藺草慶子)