norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

黙祷

 サイレンが鳴り始めた・・・・・

Yの部屋でテレビを見ていた時である・・・・

 

「あ・・・きょう6日は広島に・・・おい、いっしょに黙祷しようぜ・・のりも」

私「ああ・・・・」

 

5分後、二人でラーメンをすすっていた。

Y「この式典に出てる人たちって、たいへんだよなぁ・・・」

私「うん・・・・・」

 

Y「日射病になったりしないのかなぁ・・・」

私「うん・・・・」

 

Y「しかし、今日は祈りの日だもんなぁ・・・」

私「あぁ・・・・」

 

Y「なんだよ、さっきから。なま返事ばっかり」

私「うん・・・・・・」

 

Y「・・・もぉ・・・」

 

     善悪を夏日にさらす二面石(小島 茜)