大学での悪友たちとの話。
A「なあ、クリスマスプレゼントって、いくつまでもらってた?」
B「うん、なんで?」
A「ちょっと、気になったからさぁ」
C「だれからだよ?親かそれともサンタさんからか?」
B「まてよ、Cお前それ、サンタクロースをいつまで信じてたかの問題じゃないか」
C「だってそうだろ。俺んちでは、クリスマスに親とサンタさんからのプレゼントの二つがあったぜ」
A「おい、いいなぁ。俺んちなんか、サンタさんがくれるからって、親からのプレゼントは無しだぜ」
B「お前もいいよ。サンタさんからプレゼントがあるんだろ。俺なんか、親が『うちは仏教徒だから、クリスマスは関係ない』って言って、何ももらえなかったんだから」
A「だけどまあ、小学校5年生ぐらいになると、サンタさんはいないって姉や兄、友達に言われたりして、結局、サンタさんの夢は、やぶれるんだよなぁ・・・」
ははは、ばかみたいな、子供のころの、淡い夢のはなしでした・・・・
なつかしの夕日を待てり大聖樹(平畑静塔)