
♫ 目を閉じて何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし・・・・
我は行く青白き頬のままで・・・我は行くさらば昂よ・・・・
(『昂』作詞・作曲:谷村新司)
大学の坂道をハチヤ君と下っていると、昼の学生放送で昂が流れていた・・・
私「はは・・
♪ めをとじて なにかみえりゃぁ~ それはもぉ エスパーでぇすよ~
ってね・・」
ハ「くぅ・・だら・・ない・・・もぉ・・・
これって・・作者がモンゴルか なにかの夜の広い草原に一人で立って・・
自分の存在を・・確認する
っていう図を描いてんだっていわてるでしょ・・・
情緒がないんだからぁ・・・」
私「はは・・・モンゴルねぇ・・モンゴルっていうと・・
俺なんかすぐ元寇を 想像しちゃうんだけどねぇ・・・」
ハ「元寇ねぇ・・・あ・・そうだ・・
その鎌倉時代の幕開けになった
旧暦の7月12日の今日だっていわれてんですよ」
私「へぇぇ~~~・・・初代征夷大将軍の誕生日かぁ・・・」
つまり・・
東国のえびすをやっつけるってことでの朝廷の軍事官職でしょ・・・
これは・・
奈良時代の頃は鎮東将軍なんていう名称で呼ばれることもあって
軍事だけじゃなくって
東国の諸事全般を処理する役職だったんですよね」
私「ふぅぅん・・・ということは、
頼朝は初代 っていうわけじゃないのか?」
ハ「そうですよ・・・だからあの有名な坂上田村麻呂だって・・
大将軍という名の官職がはじめて付いた藤原宇合・・
つぎの紀古佐美・・
さらに大伴弟麻呂・・・
と続いて・・・ 田村麻呂で・・
4代目になるんですよ・・・」
私「おお・・・あのマサカリ担いで・・・熊退治かぁ・・・」
ハ「それは坂田金時! 架空の人物でしょう・・・
もぉ・・・
そこから大将軍の任命はなくなったっていわれてて・・・
とすると・・
頼朝は5代目っていうことになりますねぇ・・・」
私「♪がんだぁ~ら がんだぁ~ら ゆめのぉくに がんだぁ~ら・・・なんてね」
ハ「なんですか?それ?」
私「ゴダイゴ(五代以後?)・・・・」
ハ「・・・・(バカ)・・・・・」
花を掃く男にとへば夏がよし(尾崎紅葉)