norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の旅

♫Freude bin ich eingezogen. Fremde zieh’ ich wieder aus.・・・・ Nun ist die Welt so trübe, Der Weg gehüllt in Schnee.・・・・♪ (よそもので来て よそもののままにゆく・・・ いま世界は暗い 道は雪に埋もれて・・・) (Winterreise, “Gute Nacht”, …

漱石忌

♫ Lucy Locket lost her pocket. Kitty Fisher found it. Not a penny was there in it. Only ribbon round it. ・・・♪ (Lucy Locket,イギリス民謡) ( ルーシー・ロケットはポケットをなくした。 キティ・フィッシャーがそれを見つけた。 中には一銭も入…

奇襲

♫ レミファソ ラ ソファミ レミファソ ラシラソ ファミレミ ファソラソ ファミレミ ファソラシ・・・・♪ (『白い恋人たち』フランシスレイ) ある大学の喫茶室・・・ やさしい映画音楽が流れる中で ヨーロッパ文化論のK先生と体育教授A先生が話しているところ…

大雪

♫ 破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る ・・・・ アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊・・・・♪ (『風雪流れ旅』作詞:星野哲郎 作曲:船村徹) ある大学の夕、研究室で本を読んでいると・・ 国文学者F先生が講義を終えて戻って来られた・・・ F「…

葵のご紋

♫ 人生楽ありゃ苦もあるさ 涙のあとには虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて・・・・♪ (『水戸黄門』作詞:山上路夫 作曲:木下忠司) 大学の坂道を東洋法制史のハチヤ君と下っていた・・・ ハ「♪ じんせ~フフフンフ~くぅも・・・」 私…

南天

♫ 両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙のなかを たったひとりで ・・・ 瞼をとじて 帰ろ まだ遠い 赤いともしび・・・ (『星屑の町』作詞:東条寿三郎 作曲:安部芳明) 大学の研究室に仕事から戻ると、国文学者のF先生がはなうたをうたいながら・・・ なにやら…

山茶花と椿

♫ くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか・・・・ 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿・・・♪ (『さざんかの宿』作詞:大川治 作曲:市川昭介) ある大学の喫茶室、ヨーロッパ文化史のK先生と体育教授A先生が コーヒー片手に話し…

極月

♫ 松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い あゝ 仰げば侘し 天守閣・・・・♪ (『古城』作詞:高橋掬太郎 作曲:細川潤一) ある大学の研究室に入ってゆくと・・ 国文学者のF先生が机の整理をしながらはなうたを歌っておられた・・ F「♪・・ぁ…

銀河

♫ 乾いた空を 見上げているのは 誰だ お前の目に 焼き付いたものは 化石の街・・・ さあ 今 銀河の向こうに 飛んでゆけ・・・・♪ (『出発の歌』上條恒彦と六文銭 作詞:及川恒平 作曲:小室等) 中学からの友人Yの部屋で話していると・・・ラジオから音楽が…

映画の日

12月のやわらかな日差しが、ガラス張りの喫茶室に差し込んでいる・・・ 映画音楽がさわやかにながれているなか ヨーロッパ文化論のK教授がコーヒーを飲んでいると・・ ガラス扉が突然開いて にぎやかに体育講師O先生が入ってきた O「♪ふふふふん~~~・・…