♫ あなたをさがしてのばしたゆびさきが 踊りの渦にまかれてく
人ごみに押されて リオの街はカーニバル 銀の紙吹雪・・・・・
迷い迷わされてカーニバル 夢よだからカーニバル
腕から腕のなか ゆられて・・・・
キスは命の火よ アモーレ・・・・・♪
正月明けのある夜に、Yの部屋でコーヒーをごちそうになっていると、
ラジオからこの曲が流れてきた。
Y「お。あきな の ミ・アモーレだよ・・・
♪おどり おどらされて カーニヴァ~~ フフフウンン・フフフ・・・」
私「ははは・・・あってないあってない・・・」
Y「うるせぇ・・・今はちょっと調子がわるいんだよ」
私「ところでさ、このミアモーレってどういう意味だろ?
リオの街はカーニバルっていってるから、スペイン語なのかねぇ・・・・・」
Y「うん・・・・歌詞があったなぁ・・・
ええっと・・・あぁMeu amor eって書いてあるぜ・・・・
スペイン語の辞書っと・・・ないぜ・・・・
スペイン語じゃないみたいだなぁ・・・」
私「ふぅ~ンン・・・」
Y「ま・・想像するにアモーレだから愛してるよってくらいの意味だろな」
私「なんで?」
Y「ほら、昔さ ヒデとロザンナが『愛の奇跡』で歌ってたろ・・・
アモーレェェ!!!ってさ」
私「あれは・・・イタリア語だろ・・」
Y「愛は万国共通さ、
♪ みな~ アモモ~~レェ・・・・」
私「・・・・・・」
金の靴一つ落ちゐし謝肉祭 (有馬朗人)