norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

大晦日

晦日、31日の夕5時。

階下から母親の声がする。

 

「晩御飯できたよ。早く食べてしまって!いそがしいんだから・・・・」

はいはい、と私。

 

二階の部屋を遅ればせながら、掃除をしているところである。

親にいわせれば、もっと早くに済ませておけばいいのに、この年の瀬の押し迫ったぎりぎりまで、放っておくことはなかろうに・・・ということである。

『分かっちゃいるけど、やめられない。』 ははは・・・

 

「もう、出来たの?」

「うん?何が?」

 

「そうじ!!」

「あともうちょっと。 本を押し入れに放り込めば終わり!」

 

「そんなの、掃除って言わないわよ。ほんとにズボラなんだから。食べたらちゃんと、きれいにしなさいよ!」

「へいへい・・・いただきまぁす」

 

年越しそばとごはん、焼肉、黒豆が食卓に並んでいた。

 

早く食ってそうじを終えちまおぅ。

風呂入って、レコード大賞紅白歌合戦、見なきゃ・・・・

 

       恙なく入日唱へぬ大晦日(素丸)