♯ ♪ う~ちましょ (パンパン)
もひとつせ~ (パンパン)
いおぉてさんど (パパンパン)
おめでとうございます・・・
新年テレビ番組のなかで、有名な落語家がお祝いの手打ちをしていた。
Y「お、手打ちかぁ・・・のりも・・おまえこの大阪打ちって知ってるか?」
私「うん?詳しくは知らないよ。子供のころから、
なにか悠長な手打ちだなぁなんて思ってたがね」
Y「まぁ・・・関西リズムだからな。
ちょっと関東のちょちょちょん ちょちょちょん ちょちょちょん ちょ!
ってのとはちがうがな。
だけど、手打ちって何が始まりなのかねぇ・・・
しらべてみるか・・・辞書・・っと
『商人の商談などで契約が成立したとき、柏手(かしわで)をする習慣。柏手には、契約、和解、祝儀などの意があり、神前の柏手と同じく、神霊に託しておこなうもの。歌舞伎界では配役決定時、祝いの席などでのご祝儀行動としての意味で用いられる。』ってさ」
私「へぇぇ~~・・・手を叩くっていうのは、
いろんなパフォーマンスとしての意味があるんだねぇ・・・
そういやぁ・・・大学の同期で刑事法専攻にOっていうのが居てさ、
そいつがドイツにも同じような話しがあるって言ってたなぁ・・・」
Y「うん?そうなのか?」
っていう約束のシーンで、
ファウストが”Und schlag und schlag”って応えるんだってさ。
このschlagっていうのは手を叩くっていうことでの
パァンっていう擬音の意味があって、
手打ちで合意したことを言ったんだそうだぜ」
Y「へぇぇ・・・しゅらぁく うんと しゅらぁく・・・か・・・」
私「古代ゲルマンからの契約成立の慣習だそうだぜ」
Y「しゃらくぅ せぇ~」
私「・・・(なんだよ・・・それ)・・・」
我富めり新年古き米五升(芭蕉)