正月6日、たまごかけご飯で朝食をとっていた。
おかずは、まだ残ったおせちと漬物であった。
そのとき、テレビの天気予報で、
『今日は小寒ですが、この時期からの卵を寒卵とよんで・・・』と話していた。
食事がすんで、自分の部屋へ戻り、提出レポートを書くために炬燵へ。
ああぁぁ、うまかったぁ・・・
ひさしぶりの白米の朝飯だなぁと思いつつ、
いま聴いた寒卵が気になって、調べることにした。
国語辞典にいわく。
『鶏が寒中に生んだ卵』。さらに、寒とは暦の上で寒さがもっとも厳しいとされる期間で、二十四節気の小寒から立春までを指す。
「ふんふん・・・なるほどね・・・で?」
この寒中の大寒までの時期、およそ2月の初めころまでが年中で最も寒く、
その時期に鶏が産んだ卵を寒卵と呼び、
この卵が栄養豊富できわめて価値がある・・・・
手にとればほのとぬくしや寒卵(高浜虚子)