norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

ビヤホール

    ♬ アイン プロージット アイン プロージット 

       デァ ゲムートリッヒカイト 

        アイン プロージット アイン プロージット 

                   デァ ゲムートリッヒカイト!!♪

     オアンス! ツヴォア! ドゥラィ! ズッファ! プロースト!!!

       (いち にー さん! 飲み乾せ カンパ~~~イ!!!)

 

 昭和52年夏、久しぶりにウメダのビヤホールでジョッキを片手に、乾杯の歌をうたっていた。

この店の名物である。

 

 時間になると、ブラスバンドが鳴り、みんながテーブルから立ち上がり、音楽にあわせて歌い、ドイツミュンヘン式での乾杯をするのである。

 

 われわれ、大学のゼミ同期20人ほどが盆休みに久しぶりに集合して、バカ騒ぎをしている。

 

A「ハッハ~~~楽しいなぁ・・・」

B「おうぅぅ!!久しぶりだもんなぁ・・・」

 

 地方へ勤務先が移動した者もいて、久しぶりに大阪に帰ってきていた。

 

C「おい、ノヒラ。高松はどうだよ?」

ノ「うん、暑い」

 

C「え、それだけ?そのほかには何かないのかよ」

ノ「そう、何もない。朝起きて、仕事して、寮に帰って寝るだけ」

 

B「休みの日は何してんの?」

 

ノ「ドライブして、カメラで景色を撮りまくってる。この前はさ、道後まで行ってきたよ。まぁ・・・それくらいかなぁ・・・」

 

A「うん・・・そうかぁ・・・ま、俺もあんまり変わらんなぁ・・・」

 

B・C「・・・・うん・・・・」

 

みんなの社会人1年目の話しでした。

 

      食ひ倒れの大阪にあり盆休(松崎鉄之助)