norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

立夏

 こいのぼりが、姿を消しはじめたころが立夏である。

二十四節気のひとつで、春分夏至のちょうど中間である。 

 

 そんなややこしいことをいわなくても、まあ簡単には「さわやかな初夏がきたぁ」くらいなものであろう。

 

Yの家で話していて、

私「なぁ、今日は立夏だろ」

Y「あぁ、♬『夏は来ぬ~~~』ってやつだろ。中学の音楽の先生が言ってたじゃないか」

 

私「お、覚えてるじゃないか」

Y「ああ、だけど、おれは季節感をあらわすのが音楽や花というより、食べ物の方が強いとおもうなぁ」

 

私「なんで?」

Y「だって、食べるって本能じゃないか。一番神経を刺激するんだぜ。たとえばさ、たけのこごはん、豆ごはん、さわら、鰹のたたき、筍の木の芽あえ、はまぐりの汁物、桜鯛、筍のお吸い物、ちらし寿司、イイダコ、さくらえび、イチゴミルク・・・」

 

・・・・どこまでつづくんだよ・・・・

 

        一箪食一瓢飲の夏来る (高野素十)