norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

卯月

 ♬ 卯の花の匂う垣根に ほととぎす はやも来鳴きて 

                 忍び音もらす 夏は来ぬ ♪

              (『夏は来ぬ』作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助)

 

 4月卯月、この歌を思い出していた。

同期に言わせると、「まだはやいよ!ばか」と言いそうである。

卯の花は春のおわりから5月に咲くからである。

 

 ここでいう同期というのは、大学院での同期でおよそ10人余のことであり、大学院学生仲間である。

大学学部とはちがい、それぞれがそれぞれの専門分野を学ぶことになっている。

 

 憲法行政法、刑法、民法、商法、国際私法、民事訴訟法、日本法制史、東洋法制史、政治学、政治思想史、政治哲学・・・・まあいえば、法学のなかの分類でのありとあらゆる学問分野の専攻者が集まるのである。

 

 ここで考えたことは、えぇぇぇ~まぁすごいもんだ。

春の花でいえば、桜、タンポポ、れんげ 、に、つつじ、梅、と、菜の花、チューリップ、・・・・・百花繚乱という世界。

 

 将来は弁護士に!あるいは、学者へという者たちばかりである。

 

そのなかで、わたしは、卯の花か?

卯の花といっても咲く方ではなく、食べる方なんですが・・・

 

花(華?)はありません・・・・はははは・・・・

 

           春光の遍けれども風寒し(高浜虚子