♫ 何億光年 輝く星にも 寿命があると
教えてくれたのは あなたでした・・・・
Last song for you Last song for you 約束なしのお別れです・・・・
さよならのかわりに・・・♪
Yの部屋でのラジオから・・・
Y「お!ももえちゃん だ・・・♪ やくそくなしの~フフフウンフ~・・・」
私「え?なんでこの曲?」
そのあと、曲がおわってラジオからDJが
♯ 今日30日は一年のちょうど半分です・・・
明日から後半戦にはいることになり・・・
前半とのおわかれということで・・・
さよなら曲の特集をくんでいます・・・
Y「と、いうことだ・・・分かったかよ」
私「ああ・・そういうことか・・・
だけどなんで前半戦なんだよ・・・
勝負してるわけでもあるまいし・・」
Y「ばかだねぇ・・人生は戦いだっていうだろうが・・・
生ぬるく生きてやがる」
私「お前だって そう変わんねぇだろうが・・・」
Y「はは・・・そうだ さよならっていえば、
6月30日のきょうは『夏越しの祓』があったんだよなぁ・・・
知ってるか?」
私「え?・・なにか・・
そんなこと・・テレビニュースで・・
いってたなぁ・・・」
Y「教養のねぇやつだなぁ・・・
本来は大祓(おおはらえ)っていってな神道のはらえの儀式なんだぜ。
これは古事記にも記載があってな、
古来からの神聖な儀式なんだ。
これが民間にも伝承したんだろうな、
毎年の犯した罪や穢れを除り去る儀式となった・・・
ってやつ・・なんだから」
私「おお!よく調べたなぁ・・・」
Y「うるせぇ・・・
『水無月のなごしの祓するひとはちとせの命のぶといふなり』(拾遺和歌集)
ってな・・・」
私「なるほどな・・・それで・・・お前はお祓いをしたのかよ?」
Y「いましてるじゃないかよ・・・
この琥珀色のアルコールがおれの
のどぼとけに たっぷりそそがれて
清められてんだろ?」
私「・・・(そこは神・・・じゃない・・だろが)・・・」
雨雲の烏帽子に動く御祓かな(子規)