norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

酒が飲めるゾ

秋である。

音階である

♪ ソソソラソ ミミミファミ ドドド ドシラソ

  ソラシ ドレミ  ファミレソ 

            ソラソ ファミレド ♪

 

これに、歌詞がつく。

 「さんがつは  はなみ で さけが のめるぞ

  のめる のめる のめるぞ

          さけが のめるぞ」

 

 この宴会歌を得意としていたのが、1学年先輩の井川さんであった。

8月の合宿宴会でも、コミカルにこの歌を3月から2月までをうたい上げたのである。やんやの喝采を浴びていた。

 

ここでも、気になったのが、11月が「なんにもないけど 酒が飲めるゾ」という歌詞であった。

これと、歌の由来について、ある日、井川さんに、たまり場で聞いてみると、

 

井川「ああ、あれは先輩たちから歌い継がれていて、俺がそれを伝えているわけさ」

 

「なるほど」と思い、調べてみることにした。

 

この『酒が飲めるゾ』という歌は、東京で外国人留学生が日本語の勉強のため、ディズニー映画『シンデレラ』の挿入歌『ビビディ・パブディ・ブー』を原型にして日本の行事を覚えるためのものであったらしい。

 

 ちなみに、この映画の日本初公開は昭和27年であったそうである。

この挿入歌が学生間で替え歌となって広まったのではないかといわれている。

まあ、学生なら11月には特別なことがないのは、分かる気がした。

 

 その後、昭和54年になって、「日本全国酒飲み音頭」という曲名でレコード化されたことに、私は、おどろいたことがわすれられない。

ちょっとだけ、メロディーは違ってましたが・・・・

 

   ♬ ビビディ・パブディ・ブー・・・・

(これは呪文で、特に何の意味もないそうです。ははは・・・)

 

       名曲も美酒も余韻を朝曇(上井正司)