大学で悪友たちと。
「なあ、きのう七五三のお祝いってニュースがながれたろう?」
「ああ、そういえば、テレビニュースでやってたなぁ」
「おまえ、五歳のときお祝いしてもらった?」
「それがさぁ、覚えがないんだよなぁ」
「そうだよなぁ、あんまりそんな記憶がないんだよなぁ。うちの嫁いだアネキんとこで、女の子が三つになるんで、お祝いを、盛大にやってるんだよな」
「そりゃそうさ、女の子のお祝いってにぎやかで、家が明るくなるって言って、三歳・七歳の二回するだろ。家族までなにか大喜びしてるんだよなぁ」
「そうか、男じゃあまり明るくないから五歳1回限りなのかぁ」
そんなわけないじゃないか・・・・(天のこえ)
中国伝来で、日本そだちの成人のお祝い儀式といわれる『七五三』も、われわれによると、華やかか、そうでないかだけのネタになってしまいました。
七五三幼なを神は抱きたしや(平畑静塔)