norimoyoshiakiの日記

大学時代のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

卒業論文

 ゼミ学生が教室で話していた。

A「きのう、会社面接にいったらさぁ、『大学生活も終わりで卒論は何をテーマにするのか?』って聞かれたんだよ」

B「ああ、おれもあった。それでどうした?」

A「卒論はありません、って言ったんだよ」

 

B「うんうん、それで?」

A「そしたらさ、『なんでないんですか。おかしいでしょ、大学生でゼミに入っていたら卒論はあるでしょう!』って、さも、さぼってるように言われてさぁ。しかたないから、ゼミで発表したテーマをさんざん説明しておいたよ」

 

B「そうなんだよなぁ。その面接官は、たぶん経済系か文学部系の卒業なんだろうなぁ・・・・」

 

 わかる。

法学部は伝統的に学部での卒業論文はない。

なぜかといえば、歴史的に法律学校は明治からの東京帝国大学のカリキュラムをコピーしているからである。

 

 司馬遼太郎の『坂の上の雲』にも出てくるのであるが、日本の学校制度というのは、東京帝国大学を配電盤の中心として、すべての制度が出来上がってきたのである。

この伝統が今なお残っているといわれている。

 

 よく、大学で同じ他学部4年生に

「いいよなぁ、お前ら法学部生は卒論を書かないですむんだから!」と、

「いやみまがい」のことを言われたものである。

 

 なにいってんだよ。

われわれが、ゼミ演習などで、教授に、なぜ卒論がないのですかと尋ねると

「なにをばかなことを言ってるのかね。たかが4年ほど勉強しただけで、法学の学位学術論文が書けるわけないでしょう。君たちが書くものは、単なる『感想文』、よくて『剽窃文』にすぎないでしょうが。それより、演習の課題問題をもっとしっかり勉強しなさい!」って叱られるんだからな。

まったく・・・

 

先生、ぜひ会社の面接官や他学部生にもそう説明してください。

おねがいします・・・・

 

   かくばかり多弁なりしか受験終え(高橋獺祭)