norimoyoshiakiの日記

昭和40年の後半からの学生生活と、その後のことを日記にしています。ご意見をお待ちしています。

だんじり祭り

 9月末、語学クラスが一緒の友人が、ふらふらで教室にやってきた。

授業がおわって、聞いてみると、岸和田だんじり祭りが済んで、やっと大学に来たという。

 

なんで、ふらふらになるまで、やるのかと聞くと。

「だってさ、あれはわれら岸和田っ子の晴れ舞台なんだよ。

江戸の昔から、だんじりを引っ張る、だんじりの方向替えの「やり回し」、屋根に乗って団扇で指示を出す。鐘や太鼓を鳴らす。あれすべてが、五穀豊穣のお祭りの大舞台なんだぜ。

 

だんじりの綱引きだって、小さいこどもから、おとなまで、みんなが、ひっぱって、地区地区で組があって、一番、二番って、だんじりの順番まできまってるんだから。それをひっぱって、おとこたちが一日中かけまわってるんだからな。参加しないわけにゃいかないんだよ。いえば、いのちがけで、だんじりを曳いてんだから」と、

むっとした口調で言った。

 

 すまん、茶化すつもりはないんだ。

地区の神事かぁ。しかし、たいへんだなぁ・・・・。

当分、体がうごかないだろうに。

 

      わが町にして秋祭りあることを(稲畑汀子