フォーク歌手イルカが、われわれの時代に『雨の物語』を歌っていた。
♪化粧する君の その背中がとても 小さく見えてしかたないから・・・
窓の外は雨 雨がふってる 物語の終わりに
こんな雨の日 似合いすぎてる~ ♪
悪友のHがたまり場で講義のための予習をしながらこの歌をうたっている。
わたしが、
「おい、どうした?そんな硬い本を読んでるのに、その曲はあわないだろう」
H「え、だって、外は雨で今日の天気には、この歌ちょうどいいじゃないか」
私「いやぁ。天候があうのはわかるが、この歌詞は失恋または恋人との別れの悲しい状況の歌だろうが。勉強時の鼻歌としてはおかしくないか?」
H「そんなことはないさ。この歌のかなしさとしっとりした状況が、いまの俺の法学 学習の状況にあってるんだよ。」
私「どうあってるんだよ?」
H「♪法学学習という物語の終わりに、こんな雨の日、似合いすぎてる~♪」
なんだよそれ。よくわからん。
雨の日は低き雲雀や声濡れて(成瀬櫻桃子)