3年生の秋。 わが家の電話が鳴る。 階下から、母親の声がする。 「よしあき、電話。五木君のおかあさんからよ」 五木と顔を見合わせる。 「え、なんでここが分かったの?」 おそるおそる、わたしは、電話をとる。 「はい、のりもです」 「のりもくん?うちの…
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